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PostHeaderIcon マーラー/交響曲第9番

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日時:2011/11/27(日) 14:00開演
会場:愛知県芸術劇場コンサートホール
演奏:伊勢管弦楽団
入場料:2,000円(全席自由)

「大地の歌」作曲の翌年から彼は10番目の交響曲、第9交響曲を作曲し始め、翌1910年4月1日(49歳8ヶ月)、珍しくもニューヨークで完成をさせます。第9交響曲こそは彼が歩んできた道のりを完成させるにふさわしい最高傑作であり、西洋音楽の歴史の頂点に位置するといっても過言ではないほどの究極的な作品なのです。彼の弟子のシェーンベルクは「(マーラーの)第9交響曲は一つの限界なのです。それを越えようとするものは死ぬしかないのです」と記しています。この第9では再び純器楽の編成に還り、そしてそれだからこそ一層抽象的に、純粋に彼の想いが痛切に謳われるのです。

崩壊寸前でありながらソナタ形式の極致ともいえる複雑さをもつ、生と死との闘いを極限まで生々しく描いた第一楽章、3つの舞曲が交叉しいつしか狂気の輪舞となる第二楽章、彼の人生を象徴するかのような「きわめて反抗的に」という指示のある第三楽章、いずれも彼の作品の中 で最高のものといって差し支えないものですが、終楽章アダーヂォこそはそれらをも遥かに超える至高の傑作です。ここでは荘厳な感動をもって生への烈しい執着とそれでも別れねばならない苦悩と未練が歌われます。総譜の最終頁では彼は既にこの世の人ではないのかも知れません。しかし彼の精神は常に現世を志向しているのです。そしてここに於て彼は50年近くかけて考え到達した全てを凝縮して言おうとしています。私にとってこの世とは、人生とは何だったのか。決して声高にはなりませんが、声高にそれを述べた時とは較べものにならぬ程切々と彼は訴えます。其処には寸毫のゆとりもなく、その時迸る涙を彼は決してとめることさえ出来なかったでしょう。私にとって現世とはかくも美しく素晴らしいものだった。かけがえもなく尊いものであった。が自分は死んでいく。死にたくはない。しかし死んでいくのだ…。絶望的憧憬の中、最後の最後まで未練を残し、躊躇いの裡に曲は凄まじい緊張感を伴った、奏者にも聴者にも万感の想いを喚起せずにはおらぬ永遠の沈黙の中にいつ果てるともなく消えていきます。このあらゆる想いのこもった最後の沈黙こそ、マーラーの全創作の中でも、最も偉大な創造物であるといえるのかも知れません。

伊勢管弦楽団

伊勢管弦楽団

伊勢管弦楽団は、1981年に、大谷正人ら伊勢高校OBが恩師を囲んで発起人となり、三重県伊勢市を中心とする地域在住のメンバーに呼びかけて結成された、アマチュア市民オーケストラです。結成当時は、「伊勢シティフィルハーモニック管弦楽団」という名称で、団員約20名の小さなオーケストラとしてスタートしました。

結成以来の音楽監督兼常任指揮者である大谷正人の指導のもと、団員相互の親和をモットーに練習を重ね、年一回の定期演奏会をはじめとして、県内の合唱団との共演、市民オペラ等の文化行事や、地元の小・中学校への訪問演奏会などを活動の場としてきました。1995年以来、団の名称を「伊勢管弦楽団」と改め、次第に精力的なプログラムへの挑戦を続ける中で、広く県内外から演奏者が参集し、現在では団員数85名、団友数23名の、大オーケストラに成長することができました。

これまでの主な演奏曲目は、シューマン、ブラームス、ブルックナーといったドイツ・ロマン派のほか、特徴的な傾向として、G.マーラーの交響曲を積極的に取り上げてきたことが挙げられます。その演奏の歴史は、歌曲集「さすらう若人の歌」(1985)に始まり、交響曲第10番(1988)、交響曲「大地の歌」(1990・2001)、交響曲第2番「復活」(1996)、交響曲第5番(1999)、交響曲第8番「千人」(2006)、交響曲第1番(2009)、そして2011年演奏予定の交響曲第9番(結成30周年記念)へと続きます。2002年1月には、こうしたユニークな活動実績が評価され、第1回三重県文化賞を受賞させていただきました。

定期演奏会の指揮は、通常は常任指揮者である大谷正人が務めていますが、これまでに客演指揮者として、谷川健次(1984)、故・山田一雄(1989)、黒岩英臣(1993)、向井正雄(2002・ブルックナー「テ・デウム」)の各氏を迎えております。

ホームページ:http://sound.jp/isekan/

 
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